NEWS

明かりひとつで変わる。日常にリゾートを仕込む照明設計

2025.10.30

毎日過ごす空間に、ちょっとした非日常を感じさせてくれるのが“明かり”の力。照明計画は、単なる明るさ確保ではなく、空間の質を左右する大切な要素です。今回は、住宅にリゾート感を取り入れるための照明設計の考え方をご紹介します。

メインはダウンライトでスッキリと

リゾートホテルのような洗練された空間に近づけるには、天井からのダウンライトが基本。天井に埋め込まれることで存在感を抑え、家具やインテリアの邪魔をせず、空間全体をフラットで洗練された印象にまとめてくれます。
さらに、必要な箇所だけに的確に照明を配置できるため、明るさにムラが出にくく、照度計算に基づいたメリハリのある光のデザインが可能です。

「明るすぎない」心地良さを照度計算で実現

心地よい空間づくりにおいて、照明の“明るさ”は重要な要素。私たちは照度計算に基づいて、必要十分な明るさを確保しながら、過剰なまぶしさのない快適な光環境を目指しています。特にリビングに吹き抜けを設けた場合は、間接照明を採用することで、空間全体を包み込むような柔らかな光を演出。直接光源が目に入らないよう工夫することで、上質なリゾート空間のような印象を与えることができます。

レールライトやスポットライトで楽しむ

ライフスタイルは変わるもの。レールライトやスポットライトを使えば、後から照明を足したり、向きを変えてアレンジすることも可能です。照明の光を壁に当てると陰影が生まれ、空間に奥行きが加わります。絵を飾ったり、棚を設けて写真や雑貨を飾れば、光とインテリアのコラボレーションも楽しめます。

照明は、日常の空間に“リゾート感”という非日常をもたらすエッセンス。ちょっとした設計の工夫と光の選び方で、暮らしの質はぐっと上がります。照明器具は当社からも提案しますが、お気に入りの器具の持ち込みも可能です。新築はもちろん、リフォームやリノベーションでも照明を見直してみてはいかがでしょうか。

新着記事

カテゴリー

ページの先頭へ